通信モジュールについて

写真はSIMCOM社のSIM5360という通信モジュールです。末尾のJが付くのは日本向けのモジュールです。この基板はモジュールとマイコン、SIMスロットなどを一体化したものです。単体で簡単なデータ収集などができます。また、USBからのデータを3G回線で送信したりできます。現在はより小形で省電力のモジュールが各社から発売されています。その多くは日本の法律に合致した認証付きのものです。それとマイコンを組み合わせれば、独自の最適化されたモジュールができます。既存の機器類に組み込んだりもできますし、リチウム電池やソーラーパネルなどを組み込んだものも生産可能です。

HOME画像について

ホーム画面に現れる工場、牧場などは中国にある大手企業のものです。牧場では牛の首などに取り付けるソーラー式の端末を開発しました。また縫製工場では3000台のミシンの稼働状況を常時アップロードできる通信システムを開発したことがあります。私は過去40年以上マイコン機器の設計や開発を行ってきました。過去には音響カプラー(電話機に被せる通信モデム)やパソコン通信などを利用した機器やソフトを開発したことがあります。今では笑い話のような300bpsなどの、超低速な通信速度でした。最近では全てがインターネットに繋がるようになり、速度も比較にならないほど高速化しました。

ただし、IoTの世界では速度よりも低消費電力、大量ではなく少量のデータ送信で十分なものが多いです。わずか1個のボタン電池で、1年以上データ送信できるものや、小さなソーラーパネルで何年でも動き続けるものがあります。設置場所、データ量、通信サイクル、コスト、などあらゆるものを勘案して最適なシステムを小ロットで開発することができます。